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ストリームワールド

趣味は読書・歴史散策・アニメetc・・・ 読んだ本の感想、旅の記録などを綴っていこう思います。

○小説No.2
『ソードアート・オンライン プログレッシブ001』川原 礫(電撃文庫)


ソードアートオンラインの原点とも言える、SAOのクリアまでの大半が空白である2年間を一から書かれています。読み始める前はそれほど期待はしてなかったのですが、読み終わってみると以下の理由で続きがすごく読みたいと思えましたね。(別作品で例を挙げるなら、スターウォーズ エピソード1~3や、Fate/Zeroのような感じです。)



○アスナとキリトの関係
 アニメ2話の第1層攻略の話を収録してますが、違う点としてはアスナとの出会いが作戦会議ではなくダンジョンになっており、アスナの心情がかなり深く描かれています。


『キリトがアスナと親しくなったのはかなり上の層である、という描写がなされています。つまり、第2層の話でキリトのパートナーをアスナにすると、これまでの本と矛盾してしまうのです。』・・・あとがきより抜粋


上記に記載のとおり、第2層ではキリトはアスナとほとんど行動しており、このまま進むと史実と乖離しかねないわけですが、まあこれはこれでありだと思いますね。ガンパレードマーチ小説版のepisode ONE, TWOともそういった描写が多かったし・・・


そのあたりの乖離はアスナが今後血盟騎士団に入団することでうまく修正されていくと思いますが、どういった経緯で入団するのか今後の展開が楽しみです。



○SAOを取り巻く人物や勢力図の変動などの移り変わり
 今回第1層・第2層の攻略を通じ、後に『軍』の中核になるキバオウや第1層攻略のリーダーのディアベルとその後継者のリンドが出てきますが、今後リンドの勢力がどうなっていくかが特に気になります。

ソードアートオンラインは設定ぐらいしか書かれてない人物が多いので、これを気に1巻から読み直してみようと思います。あとアニメの2話ももう1回見直してみようかな・・・



あとがきに記載してましたが、このプログレッシブシリーズは1年に1回しか出せないそうなので、それがかなり残念。まあ、アクセルワールドにソードアート・オンラインの両方合わせて、2,3ヶ月おきに書いてることを思えばしかたない・・・というかすごいわ!!

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